姿勢の話

2021.12.26

姿勢の話

患者さんとお仕事について話していると、
一日12時間もデスクワークをされていたり、
休みの日でも仕事に打ち込まれているという方も
いらっしゃいます。



パソコン作業が長いと姿勢が悪くなりやすいということは
多くの方がご存知だと思いますが、
更に悪化するとお箸をうまく使えなくなったり、
服のボタンを掛けられないといった
症状が出るようになってしまいますよ。

なぜなら、背骨の中には大切な神経が入っており
悪い姿勢で背骨の骨格が崩れることで
神経が圧迫されてこうした症状が出てしまい
首、肩、腕、手の痛みやしびれが出るのです。

この他にも、呼吸が浅くなったり
胃腸の消化不良、肩こり、抜けない疲労、肥満、
冷え、便秘、生理不順、生理痛などの症状も
姿勢悪化による骨格の乱れが原因の場合があります。

もし上のような症状があり、パソコン・スマホ作業といった
身体を丸めることが多い方は、普段の姿勢を
見直す必要がありそうですよ。

 



院長 前本 啓吾